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高校生天才クリエイターMOZU インタビュー(Part 2)

昨年、インターネット上で大きな話題を生んだ高校生MOZUさんの作るジオラマ作品。

PictboxではMOZUさんにインタビュー。そこで明らかになったのは、幼少時からの影響やジオラマから映像制作に至る経緯でした。

インタビュー第1弾はこちら。

 

今回はインタビュー第2弾をお送りします。

先ずはMOZUさんの作品「故障中」を下記でご覧ください。長さは2分ほどです。

―― Digicon6 ASIA(TBSが主催する“デジタル時代のコンテンツクリエイター”を発掘・育成していくプロジェクト)へ応募した作品「故障中」を拝見しました。応募までの経緯を教えてください。

MOZU もともとあの作品は、通っている高校で行われるコンクールのために制作したんです。絵画や映像など、ジャンルに関係なく生徒全員が作品を作って応募するんですが、そこで一番の評価を貰いまして。他の生徒の作品とかも本当に凄いんですが、自分はこの作品が完成した時に絶対一番になると確信していました。それに値する努力をした自信があったので。それがきっかけで外部のコンクールにも応募してみる事になって、最終的にDigicon6 ASIAまで辿り着きました。

1/6のゴミ by MOZU

1/6のゴミ by MOZU

―― 「故障中」の制作にはどのくらいの期間を要したのですか?

MOZU 制作期間はトータルで4ヶ月くらいです。ジオラマ作りは大抵途中で飽きて嫌になる期間があるので(笑)、ずっと作っているわけではないですが。その後アニメの撮影が1ヶ月程度という感じです。コンクールの締切があったので、最後に追い込まれて仕上げました(笑)。

―― 作品のコンセプトはどのように着想したのですか?

MOZU 格好良く言えば「無機質との戦い」というコンセプトは最初の段階からありました。私はMr.ビーンが大好きなんですが、Mr.ビーンのコントの中に似たような話があったので、自分でもやってみたかったんです。

―― なるほど、あのストーリーはMr.ビーンから着想しているんですね!

MOZU そうなんです。Mr.ビーンはセリフが無くて、映像だけで表現しているのが凄いなと思います。言葉の壁がないから、世界共通で観て貰えて、人を笑わせる。これはひつじのショーンも同じなんです。そこに凄く惹かれます。自分で作品を作る時に、まずMr.ビーンだったらどうするかな、と想像するんです。そこからアイデアを広げていきます。彼がゴミ捨て場の前を通ったらどんな事をするかな、とか。

―― 現在高校2年生との事ですが、今後はどのような活動を予定されていますか?

MOZU 3年生になると学校で卒業展があります。ここでの制作が大学進学に繋がったりもするのですが、今のところ自分は大学進学を考えていません。映像を勉強する人のほとんどが高校を卒業して、大学や専門学校から始めると思いますが、自分は既にある程度の勉強をしているので、大学で同じ事を繰り返す意味があまりない気がしています。

―― そうですね。

それよりも、ジオラマのようなミニチュア制作や、ストップモーションアニメの本場であるイギリスに渡って活動したいと考えています。今の悩みというか、自分のやりたい事を自分よりも上手くやっている人が少ないという事にある意味困っているんです。違うレベルの作品に触れて、刺激を受けたいという思いが強いですね。

―― 将来はどんなクリエーターになりたいと思っていますか?

MOZU CG全盛の時代ですが、だからこそ、ストップモーションアニメのような手法にこだわりたいです。全部人が作っている凄さというのは必ず観る人に伝わると思うので。今の子供達が観て、彼らが大人になった時に「あのアニメ良かったね」と思い出して貰えるような作品を作りたいです。

―― ありがとうございました!今後発表される作品も楽しみにしています。

なお、MOZUさんの作品はPictboxのMOZUさんのページや、MOZUさんのTwitterやInstagramで見ることができます。MOZUさんのブログでは制作裏話も紹介されています。

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